トレンドは、リスク回避?
【市況】21:00~6:55
29日のNY外為市場序盤は、欧州株やNYダウ先物株価指数が堅調に推移したことや、日本時間午後10時30分に米商務省が発表した第4四半期GDP(速報値)が2003年第3四半期以来6年ぶりの大幅な伸びとなったことから、景気回復をめぐる楽観的な見方が広まり、ドル買い・円売りへ傾斜した。NYダウを始め米国の主要な株価は買いが先行して始まり、ジリジリと上昇、欧州株も連れ高となった。日本時間11時55分に発表された1月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が2008年1月以来2年ぶりの高水準となったことから、欧米の主要な株価が本日の高値を更新。一段とドル買い・円売りが活発化し、ドル/円は90円台前半から高値90円91銭へ上昇、クロス円も連れ高となる一方、ユーロ/ドルは1.39ドル台半ばから前半へ下落した。その後、NYダウを始め米国の主要な株価がさえない値動きから前日比マイナス圏へ下落した。次第にリスク回避姿勢が強まり、断続的なドル買いが続く中、円買いが加わった。終盤に入り、週末を控え、短期筋等の利益確定やポジション調整などから、ドル/円は90円台前半へ下落、クロス円も連れ安となった。ドルストレートは終始軟調地合いで、本日の安値を更新した。
【経済指標データ】発表済み、及び今後予定される経済指標
http://report.monexfx.co.jp/figure/
【要人発言】21:00~6:55
<ロマー大統領経済諮問委員会(CEA)委員長>
・春までに雇用はプラスに
<コーンFRB(連邦準備制度理事会)副議長>
・現在の状況では金利動向はとりわけ不透明
・MBS購入停止の影響、不透明だがおそらく緩やかなものだろう
・向こう数年、米国への海外投資は減少するかもしれない
・景気回復に伴い、いずれかの時点で利上げが適切になるだろう
<オバマ大統領>
・経済は1年前とはかなり異なる状況にある
・GDPは政府景気対策による進展を確認した
<サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長>
・GDP統計は政権の目標達成
・銀行には投機目的のみのトレーディングは必要ない
・ドルは長期にわたって中心的な役割を担う
【関連チャート】
チャートは左上から時計回りにポンド/ドル、ユーロ/ドル、ユーロ/円、ドル/円の5分足です。
【市場データ】6:55時点、()内数値は前日比
英FT100終値:5188.52(+42.78)
独DAX終値:5608.79(+68.43)
仏CAC40終値:3739.46(+50.67)
NYダウ終値:10067.33(-53.13)
S&P500終値:1073.87(-10.66)
NASDAQ終値:2147.35(-31.65)
CME日経平均先物終値:10235.0(-85.0)
NY金先物終値:72.89(-0.75)
NY原油先物終値:1083.80(-1.00)
(カスタマー企画推進部 ハタヤマ)
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