円全面安、ポンドは対ドルで冴えない値動き
【21:10時点の為替レート】
【市況】14:00~21:00
10日の欧州市場、序盤16:00に発表されたドイツ1月貿易収支、経常収支の黒字幅が予想を大幅に下回ったことを受け、為替市場では欧州通貨を中心にドル買い・円買いが優勢となった。ドルストレートは、ユーロ/ドルが1.35ドル台半ば、ポンド/ドルが1.49ドル台割れに下落し、本日安値を更新。また、ユーロ/円、ポンド/円も本日安値を更新した。一方、オセアニア通貨は対円で堅調に推移。ドル/円は90.00円近辺で小動き。そうした中、ブラウン英首相が「英国の前途にはかなり大きなリスクがなお存在」と悲観的な意見を述べたことが重石となり、ポンドは対主要通貨で弱さが際立った。欧州主要株価指数は前日比小幅安で取引を開始。その後、クロス円で本邦勢からの買いが観測されたことや、主要株価指数が小幅ながらもプラスに転じたことを手掛かりに、リスク回避姿勢が後退。円売りが優勢となり、クロス円は序盤の下げ幅を打ち消す形で上昇し、ポンド/円を除き本日高値を更新。また、ドル/円も90円台半ばに上昇し日高値を更新するなど、円は全面安となった。そうした中、ドルストレートは安値圏から上昇に転じた。しかし、18:30に発表された英国1月の鉱工業生産は予想を下回り、ポンド/ドルは再び1.49ドル台割れに急落。ポンドは対主要通貨で全面安となった。欧州市場中盤に向けて、ドル売り・円売りが更に優勢となる中、クロス円は更に上げ幅を拡大。また、ユーロ/ドルは1.36ドル台を回復した。
【経済指標データ】発表済み、及び今後予定される経済指標
http://report.monexfx.co.jp/figure/
【要人発言等】14:00~21:00
<ストロスカーンIMF専務理事>
・南アのランド引き下げ論は「近視眼的」
<ブラウン英首相>
・英国は岐路に立っている
・英国の前途にはかなり大きなリスクがなお存在
<武藤・前日銀副総裁>
・さらなる緩和政策とるなら、量的緩和の領域に踏み込むことになる
・デフレはサービス価格の下落が主因
・日本の財政赤字への対処、歳出大幅カットではなく国民負担の必要性を議論すべき
<津村内閣府政務官>
・国債購入拡大は財政規律をめぐる懸念を高める
・日本政府は日本銀行が国債の購入を拡大することを望んではいない
【関連チャート】
チャートは左上から時計回りにドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円の5分足です。
【市場データ】:日本時間21:00時点、()内数値は前日比
日経平均株価終値:10563.92(-3.73)
中国上海総合指数終値:3048.927(-20.214)
豪州S&P/ASX200指数終値:4820.00(-0.10)
英FT100: 5608.55(+6.25)
独DAX: 5902.57(+16.68)
仏CAD40: 3924.23(+14.22)
NYダウ先物:10574(+10)
(カスタマー企画推進部 シミズ)
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